詳細は以下の通り。
南アフリカランド定期預金
50,000ランド(約50万円)以上から
利息:年利5.5%(税引き後 4.4%)
預金期間:1ヶ月
トルコリラ定期預金
5,000トルコリラ(約30万円)以上から
利息:年利8.5%(税引き後 6.8%)
預金期間:1ヶ月
[ http://www.hsbc.co.jp/1/2/promotion/emerging_limited_application_jp ]
ユーロのような複数の国にまたがる経済圏通貨構想は、アジアだけでなく北米にも存在します。
それが、1999年にカナダの経済学者ハーバードGグルーベルによって提唱された「Amero(アメロ)」です。
アメロは、カナダ(カナダドル)・北米(USドル)・メキシコ(メキシコペソ)を置き換える統一通貨になります。
アメリカのブッシュ大統領は、このアメロの推進派で、2010年までにカナダドル・USドル・メキシコペソをアメロに統一し、USドルを廃止すると言われています。
この件は、アメリカのニュース番組CNNでも報道されたので、アメリカやカナダの人はよく知っています。
YouTubeより
実際に、Ameroコインの存在を証明するかのような映像もあります。
アメロ紙幣の画像
アメロ構想が実際にあるとして、実際にはアメリカが覇権を握りたいという思いはミエミエですので、計画通り進むかどうかは分かりませんが、ここ1年でアメリカが被った金融ダメージはあまりにも甚大なのでなりふり構わずアメロ通貨を実現させてしまうかも知れません。
そうなれば、旧通貨となるUSドルは新通貨アメロへ通貨切換(デノミ)がなされるので、USドルの資産価値は大きく下がる可能性があります。
それは、USドルやカナダドルでの外貨預金をしている人や、ファンドを持っている人にもいえることです。
いずれにしても、我々がとるべき対応策は、保有資産の分散です。
保有USドルをすべて別通貨に変える必要はないかも知れませんが、その割合は小さくすべきです。
おそらく、この先10年は、予想もつかない経済変動が待ち受けているでしょうから、何が起きても、致命傷となるダメージは回避できるだけの準備はしておくべきでしょうね。
個人間融資サービス、P2P融資、ソーシャルレンディングサービスなど、いろいろな呼び名がありますが、つまり「個人間のお金の貸し借りをシステム化したサービス」の総称です。
このサービスは、お金を貸して欲しい人が、オークションによって一番金利が低くたくさんのお金を貸してくれる人を選びます。もちろん、借入金額が大きい場合は、複数の人から借りてもOKです。
貸金業者を仲介しないので、借り手は低い金利で、貸し手は高い金利でお金を貸し借りできるのが双方にとってのメリットです。
デメリットは、貸し手にとっては貸し倒れリスク(但し、高利回りの裏返し)。借り手にとってのリスクはあまりありません。
従来、個人がお金を借りる場合、銀行か消費者金融しか選択肢がありませんでしたが、ここに「個人間融資サービス」という第3の融資サービスが加わることになります。
個人間融資なら、銀行や消費者金融では借りることが出来ない「投資資金」を借りることも出来ます。「1口1000万円のオフショアファンドに投資したいから1000万円貸して欲しい」というのもアリです。
とはいえ、このような個人間融資サービスは、イギリスのゾーパ、アメリカのプロスパーなど、海外では一般的なサービスでしたが、日本ではまだまだ始まったばかり。サービス準備中のところも多く、ブレーク間近とはいえないかも知れません。逆に言えば、個人間融資サービスを立ち上げるならまだまだ新規参入が可能な時期ともいえます。
日本の個人間融資サービス
世界の個人間融資サービス