普段ならまともに検討も議論もされないようなことが、おそらくこれから続々と実施されることが予想されます。
東京電力の計画停電もその1つ。
発表の次の日から実施するという暴挙に近い状況ですが、我々はひたすら臨機応変に動くしかありません。
とりあえず、東京電力HP(tepco.co.jp)の計画停電注意事項を確認すると次のようにあります。
(ご注意事項)
※グループ毎の時間帯は、開始・終了時間が多少前後することがあります。
※当日の需給状況によっては、予めお知らせした時間以外にも停電する場合があります。
※また、当日の設備状況によっては、お知らせしたグループと違う時間帯に停電させていただく場合があります。
つまり、いつ停電してもおかしくないという認識を持つ必要があります。
(1) 乾電池・バッテリーの充電
停電中に巨大な地震が来ることも予想されます。充電可能な乾電池や携帯電話のバッテリーは常にフル充電の状態にしておいたほうが良いでしょう。本来は、バッテリー切れの状態から充電を開始したほうがバッテリー本体が長持ちするのですが、今はそんなことを言っている場合ではありません。
(2) バックアップ
PCで作業をしている方は使用しているソフトの自動バックアップ機能を有効にし、バックアップ頻度も高めに設定しておくとよいでしょう。
出来れば同期型のオンラインストレージ(バックアップ)サービスも併用すべきでしょう。同期型バックアップサービスとしては、シュガーシンクやドロップボックスなどがあります。
(3) 携帯用イヤホン
ラジオ機能が付いた携帯電話は多いですが、ラジオ電波受信アンテナとしてイヤホンケーブルを使用する場合があります。この場合、携帯用イヤホンを持っていないと携帯電話でラジオが聞けません。
携帯電話のイヤホンケーブルを持っていない方は念のため用意しておくと安心です。
(4) 無停電電源装置(UPS)
電力が急に途切れると困るような機器を使用している場合は無停電電源装置を確保しておいたほうが無難です。
(5) トイレはこまめに済ませる
水道に電動ポンプを使用している場合、停電すると水道も使えなくなります。その場合、トイレの水洗機能も使えません。
停電中のトイレ使用頻度を減らすため、電力が使えるうちにトイレは済ませるようにしましょう。
また、停電が長引くことを想定して、常に風呂には水を張っておくと安心です。
(6) 昨日までの日本ではない
24時間いつでも高品位のサービスを享受できた日本は過去のものと思ったほうが良いです。少なくとも今年一杯は。