オフショア法人を設立する際に役員(Director)や株主(Share Holder)だけでなく、銀行口座開設時に口座管理者としてもノミニー(Nominee)サービスを利用することが出来ます。

この口座管理者として使うノミニーは必ず「個人」でなければならず、しかも同一人物が複数の口座の管理者となることは銀行側が嫌います。

また、そのノミニーは銀行に対して口座を管理するという責任があるため、例えば何らかの金融事故が発生した場合に、ノミニー管理者として口座を管理していた人は銀行からブラック扱いされ個人口座が開けなくなるリスクを負います。

これらの理由から、口座管理者のノミニー費用は一般的なノミニー費用に比べて高額になります。
業種や扱う金額にもよりますが、アルバイトを1人雇うような感じのコストイメージを持つと分かりやすいかも知れません。