秘密の沖 - Secret Offshore

グレートリセット大恐慌を生き抜き資産と命を守る方法

2014年05月

http://www.fsa.go.jp/sesc/news/c_2014/2014/20140418-1.htm

プロ向けファンドの販売制限案提示 金融庁、富裕層に限定
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGC0800U_Y4A500C1EE8000/

プロ向けファンドに販売規制=高齢者トラブル多発で−金融庁
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2014050800993

「プロ向け」なのに「素人」が被害に遭うケースが多発すれば金融庁としては規制せざるを得ないのでしょうが、根本的解決策とは言えないですね。

PEP

Politically Exposed Person:重要な公的地位を有する者

通常、あまり「PEP」というキーワードに接することは無いと思いますが、海外の金融機関に口座を開いたりするとき、政府要人や政治家と同姓同名だった場合に「あなたはPEPの可能性があります」言われるケースがあります。
その際、何の説明も無く「PEP」という単語が使われることがあるので、予備知識を持っていない人にとっては何のことかサッパリ分からない…という事態に陥ります。

PEPは、OECD(経済協力開発機構)の中のマネーロンダリング対策・規制を扱うFATF(金融活動作業部会)の「勧告」の中に登場する表現です。
PEPと認定される人は、国家の予算の配分や使用、ひいては金融政策について大きな影響力を持つとみなされるため、マネーロンダリング対策上監視対象となっている人達です。つまり、PEPに属する人はマネーロンダリング防止策に近い位置にいるため、言い換えれば、場合によってはマネーロンダリングが可能なポジションにいると言えるからです。

そんな事情により、特に金融機関では反社会的勢力と同じようにPEPsに関するデータベースへのアクセス権も持っていますので、海外の銀行等に口座を開設しようとする場合、稀に政治家や高級官僚と同じ名前を持つ人がPEPの可能性アリとして、要注意人物として本人に追加の本人確認資料の提出を求めることがあります。

なお、通常は、海外の銀行口座や証券口座を開く際に記入する申込書(アプリケーション)に、「あなたは上級公務員か政治家ですか?」のような質問事項がありますが、これはまさにPEPに該当する可能性があるか否かのチェック項目です。

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