シティバンク在日支店として展開してきたcitibankですが、本日7月1日より「シティバンク銀行」として日本法人化されました。

2004年9月にプライベートバンキング部門(最近では、ウェルスマネージメントとも言われてますね)が金融庁から行政処分を受け、日本から撤退という噂もあったシティバンクですが、今度はその金融庁から日本初の外国銀行への銀行業免許交付を受け、シティバンク・エヌエイ在日支店からシティバンク銀行へリニューアルしました。

日本法人化のメリットは、支店の開設が認可制から届出制になる点です。つまり、シティバンク銀行の店舗拡大戦略が予想されます。

シティバンクについては、東証への上場も噂されており、日本の個人向けリテール市場での本格な攻勢が始まったといえます。

おそらく、地方銀行のいくつかは徐々にシティバンクに飲み込まれ、日本全国至る所にシティバンクの看板が掲げられるようになるでしょう。

HSBCも日本のリテール市場に興味を持っているといわれていますが、東京スター銀行の筆頭株主であるローンスターが株式を売却すると言ったとき、名乗りを上げて以来、目立った動きはありません。
もしかしたら、シティバンクに機先を制されたことで、日本市場本格参入を諦めるかも知れません。

元々、HSBCの方針はリテールよりも富裕層向けサービス寄りですから、シティバンクが撤退したプライベートバンキング部門に経営資源を集中投下するというのが現実的のような気がします。但し、日本では欧米のような充実したプライベートバンキングサービスは銀行法の制限が厳しいので難しいかも知れません。

とはいえ、そこまで法律で縛るのは過保護すぎる。
アメリカ型プライベートバンキング、イギリス型プライベートバンキング、スイス・リヒテンシュタイン型プライベートバンクをどんどん呼び込んで競わせた方が、結果として日本国民にとっては幸せなのではないでしょうか?