インフレになる、インフレになる、と言われても実生活の中で「最近インフレがすごいわぁ」という感想を持つことはあまりありません。

インフレは、物価が上昇する現象ですが、経済成長とともに物価は上昇するものですので、インフレ自体は悪いことではありません。しかし、血圧と同じで、インフレ率が高すぎると非常に危険です。

最近話題となっているジンバブエのように、数時間単位で貨幣価値が下がるような状態は、国家の末期症状ともいうべきハイパーインフレ。"ハイパー高血圧"の状態で、いつ倒れてもおかしくありません。

それに比べれば、ガソリンの値上がりなどカワイイものです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070809-00000915-san-bus_all


とはいえガソリンの値上がりは、原油高高騰に起因しており、物流や石油商品などあらゆる分野に影響を与えるため、全体的な価格上昇を招きます。すると、魚の値段が上がったり、野菜の値段が上がったり、米の値段が上がったり、と食卓を直撃したりもするわけです。
他には電気代が上がったり、洋服の値段が上がったり、など。

今まで100円で買えたものが100円で買えなくなるのです。

何を言いたいかといいますと、タンス預金1,000万円あったとしても、10年後、20年後も1,000万円の価値と持ち続けるわけではないということです。

日本の過去30年間の物価上昇率(インフレ率)は3〜4%。
今後30年間も3〜4%のインフレ率だとすると、最低でも3〜4%の利率で運用しないと資産が実質的に目減りすることになります。

過去10年くらいは物価下落が続き(いわゆるデフレ)なんとか低金利でもやってこられましたが、最近の原油高高騰のニュースを見ると、いよいよデフレからインフレに転換した感じがします。
そうすると、1%程度の定期預金では困るわけです。

3〜4%・・・

興味があろうとなかろうと、資産運用を考えないといけない世の中なんですね。