スイス最大の銀行UBSの代表取締役は、同銀行が多くの税金詐欺事件を発見したことを木曜日に述べた。銀行業務の秘密法が税金詐欺を保護するために不十分であることがその原因のようだ。

「我々の米国およびスイスの法の下での調査では、税金詐欺に関する限られた数のケースしか発見できなかった」と、ピーター・キューラーは臨時総会で、2,000人以上の株主に対して述べた。

銀行クライアント秘密性に違反したという罪名に対して銀行を弁護し「銀行秘密主義は税金詐欺防止のために全く役に立っていない」と、彼は言い足した。

UBSはアメリカ人顧客の脱税を幇助したか否かを探る米国司法省の調査を受けている。

7月には、UBSは米国民に対する一切のオフショア金融サービスを停止している。

また、銀行は、サブプライムローン危機で10億の損失を被った後、投資家と顧客の信用を回復するのに努めている。銀行は危機のために、600億ドル相当の救済策の実行に移っている。

大幅な損失の余波として、顧客が第3四半期に837億スイスフランの預金を下ろす事態になった。

今週、銀行は、このような謡文句で新しい広告キャンペーンを公開した。「誰もが2回目のチャンスを受けられる。勿論UBSも。」

キューラー氏は木曜日の会議で、銀行は投資家と、よりよいコミュニケーションの場を設けることができたことを認めた。

「私たちは確かに率直であった筈だ」と、キューラー氏は言った。 また、彼は投資家に関する別の怒りを原因として何百万フランにも達した重役のボーナスについて触れた。

マルセル・オスペル元代表取締役は、タブロイド誌Blickで、彼がボーナスを銀行に返済させるキャンペーンを実施していたことについて厳しい批判を受けた。

元役員のステファン・ハーリンガー氏とマルコ・スーター氏は、オスペル氏と共に3300万フランを銀行に返した。

また、ピーター・ワッフリ氏(UBSの執行委員会の元代表)は今月、彼が権利を与えられた1200万フランを放棄した。

2200万を含む約7000万スイスフランにも及ぶボーナスと賃金を、元重役達は自発的に放棄したことをキューラーは明らかにした。

「ボーナスの合計約7000万フラン(5828万ドル、4520万ユーロ相当)は、銀行を離れた元幹部社員によって返済された。」と、キューラーは述べた。

「他のどんな銀行も、とても多くの元最高経営者が問題に解決に消極的だったのに対し、UBSは果敢に解決に乗り出した。この点でもUBSはリーダーである」と、彼は言い足した。


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