朝日新聞が伝えた、金の購入を装い業者の口座に振り込ませる新手の手口。
http://www.asahi.com/national/update/1227/TKY200912270362.html

簡単に説明すれば下記の通り。


[犯人]:「お父ちゃん!金を買おうとしたんだけど、カネを預けた相手が持ち逃げした!自分が支払わないといけない!助けて!!!」

[お父ちゃん(被害者)]:「よーし、分かった!いくらだ?」

[犯人]:「取りあえず 170万円。○○商事の口座に振り込んで!」

-------- その一方・・

[犯人]:「あー、もしもし。○○商事さん?あとで、代理の者から代金を振り込ませるんでヨロシクね」

[業者]:「かしこまりました。振り込みの方、お待ちしております」

[犯人]:「それでね、購入したその金を指定の宛先に郵送してくれる?」

[業者]:「はい、承りました!」



と、小芝居的に書くとこんな感じ。
この犯人の頭の良いところは、一回の振り込み金額を200万円以下に抑えて、犯罪収益移転防止法が定めるところの本人確認義務を回避しているところ。

この事件では、「金」が商品でしたが、この手口は汎用性があるので、金以外のものでも転用可能です。
また、直接現金を犯人の口座に振り込ませるのではなく、「売買代金として業者の口座に」振り込ませるので、金融機関側のチェックが甘くなる可能性があるということです。


何事も「すぐに支払え」というシチュエーションが発生したら、一呼吸おいて冷静になりましょう。