10年程前(2000年10月)に1度だけ、スタジオ内を見学したことがある。外から見ると、住宅街にたたずむアパートのような外観だが、奥行きと地下部分がかなり大きく、想像以上に内部は広い。ビートルズの他、スターウォーズなど著名な映画音楽の録音に使われたその空間は、えもいわれぬオーラを放っていた。
見学当時は、5.1マルチチャンネルに対応した新型ミキサーを導入したばかりで、サウンドデザイナーも新しい音作りに試行錯誤をしている様子だった。


イギリスEMIが資金難のため、このスタジオを売却検討中と発表した直後、すぐにそれを否定するアナウンスを行った。

相当数の反対意見が世界中から殺到したのではないか。


アビーロードスタジオは、音楽関係者にとって単なるスタジオという意味を超えて、もはやそれは「神殿」になりつつあるのかも知れない。

「神殿」を売却するとなれば、信者にとっては前代未聞の一大事!

しかしEMIは火の車。

それならば、寄付を募り、記念カードを発行するというのはどうだろう?

売却金額を遙かに超える資金が集まりそうなものだが・・・。


アビーロードスタジオ前の横断歩道(ライブカメラ)


http://www.abbeyroad.com/visit/