2010年06月30日

7月1日から施行:中国の有事法制「国防動員法」

今年2月に成立し、7月から施行される中国版有事法制「国防動員法」。


なぜかテレビや新聞ではあまり扱われていないこの法律ですが、人民元切り上げのタイミングと相まって、かなり強烈なインパクトを与える内容となっています。


基本的には、有事の際には民間人・民間企業を徴用するという内容ですが、その対象がスゴイ。



  • 中国国内の中国人はもちろん、国外にいる中国人

  • 中国国内にある外資系企業とその従業員


例えば、同じく7月1日から中国人の日本への観光ビザ発給要件が緩和され、中国人観光客が10倍に増えると見込まれていますが、国防動員法が発動された場合、これら中国人観光客はすべて中国政府(人民解放軍)の指揮下に入ります。

普段は羽振りの良い観光客(ビザ発給緩和後、年収80万円の人が日本で観光が可能なのかは多いに疑問ですが…)でも、ある日突然、中国軍として活動を始めるかも知れません。


中国人でなくても、中国国内にある日本の会社に勤めていれば、その人は中国政府の指揮下に入ります。ユニクロの社員がいきなりミサイルを作らされるということはないでしょうが、中国国内で生産している商品が通常通り出荷出来るかどうかは多いに不安がありますし、軍事転用可能な技術を持っている企業であれば、ズバリそのまま軍事工場になってしまう可能性はあります。


この法律の成立・施行を以て中国が戦争を始めるつもりであろうとは思いませんが、法律面での整備は完了したと言えます。中国に進出している(または進出を検討している)企業は、この新しいチャイナリスクを十分認識する必要があるでしょう。

某インターネット検索サービス会社のように、事業内容の修正変更あるいは中国撤退を考えなければならない企業もあるかも知れません。


この法律によって、ある意味、中国政府は合法的に世界を中国化する手段を手に入れました。


とはいえ、このご時世、チャイナフリーで生活するのは極めて困難です。

世界経済が中国を抜きにしてはもはや成立しないレベルまで来ている以上、健康で文化的な最低限度の生活を営むためには中国とのお付き合いを断るわけにいきません。

とすれば、リスクを受忍して生きていく必要があるわけですが、大切なのはそのリスクの内容を理解し、それに対する備えをしておくことです。


奇しくも7月1日は「国民安全の日」。


今一度、"防災"意識を高めるときかも知れません。



トラックバックURL

コメント一覧

1. Posted by harukakanata   2010年12月01日 12:47
はじめまして。
ひどい話です。
無法国家中国は、日本侵略を狙っています。
経済発展も日本の援助で潤っているんですよね?
尖閣、沖縄、そしてそれに呼応した国内200万人の中国人の暴動、中国に残された日本企業社員の人質化。

日本は、中国の侵略を防がなければなりません。
ビデオを、YouTubeにアップいたしました。

「中国の国防動員法は日本を狙っている」
http://www.youtube.com/view_play_list?p=B78933F50E6E0529

コメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価:  顔   星
 
 
 

管理人 ケイ の連絡先
secretoffshore@outlook.com

ご質問、苦情、その他お問い合わせはこちらのメールアドレスへお願いいたします。

最新記事
銀行一覧

アイルランド(Ireland)

アラブ首長国連邦(UAE)

アンギラ(Anguilla)

アンティグア・バーブーダ(Antigua & Barbuda)

アンドラ(Andorra)

英領ヴァージン諸島(BVI)

ガーンジー島(Guernsey)

キプロス(Cyprus)

ケイマン諸島(Cayman Islands)

ジブラルタル(Gibraltar)

ジャージー島(Jersey)

シンガポール(Singapore)

スイス・プライベートバンク(SwissPrivateBank)

スリランカ(SriLanka)

セーシェル(Seychelles)

セントビンセント・グレナディーン諸島(St.Vincent & the Grenadines)

タークス・カイコス諸島(Turks & Caicos Islands)

中国・オフショア(China)

ネイビス(Nevis)

ニュージーランド(New Zealand)

パナマ(Panama)

バヌアツ(Vanuatu)

バミューダ諸島(Bermuda Islands)

ハワイ(Hawaii)

ハンガリー(Hungary)

ブルガリア(Bulgaria)

ベリーズ(Belize)

マカオ(Macau)

マルタ(Malta)

マレーシア・ラブアン(Malaysia Labuan)

マン島(Isle of Man)

南アフリカ共和国(South Africa)

ミャンマー(Myanmar)

モーリシャス(Mauritius)

モンゴル(Mongolia)

ラトビア(Latvia)

リヒテンシュタイン(Liechtenstein)

ルクセンブルク(Luxembourg)


HSBC-香港上海銀行

Citibank-シティバンク

BARCLAYS-バークレイズ

RBS | The Royal Bank of Scotland-ロイヤルバンク・オブ・スコットランド

FirstCaribbean International Bank-ファーストカリビアンインターナショナル銀行


プライベートバンキング業務をメインとするオフショア銀行

スイス

普通預金・当座預金サービスをメインとするオフショア銀行

Abbey International

Alliance & Leicester International

Alpha Bank(Cyprus)

Anglo Irish Bank IoM

ANZ

Atlantic International Bank

Bank of Cyprus

Bank of Scotland International

Banque et Caisse d'Epargne de l'Etat

Barclays in Seychelles

Barclays International

Belize Bank

Bradford & Bingley International

Citibank香港

Citibankシンガポール

Dexia Banque Internationale a Luxembourg

HSBCオフショア

HSBC香港

HSBCシンガポール

Lloyds TSB Offshore

Standard Chartered香港

The Royal Bank of Scotland International

UBS

Woolwich Guernsey

Zurich Bank International

最新コメント
カテゴリ別アーカイブ
タグクラウド
QRコード
QRコード
livedoor Readerに登録
RSS
オフショア