オフショア法人を新規にセットアップする場合、ノミニーディレクター(名目上の取締役)やノミニーシェアホルダー(名目上の株主)を利用するかどうか考える必要があります。

匿名性を重視してノミニーサービスを利用するケースももちろん考えられますが、当該政府に取締役や株主の情報が登録されない場合は、ノミニーを利用しないという選択肢も十分取り得ます。

取締役や株主が誰なのか、という情報が政府のデータベースに登録されない国としては、
 ・ BVI
 ・ セーシェル
 ・ ベリーズ
 ・ サモア
 ・ アンギラ
などが挙げられます。

これらの国で法人をセットアップする場合は、ノミニーを使わなくても十分匿名性を確保できるので、ノミニーサービスは不要かも知れません。