2013年に入って急激に増えたクリプト(仮想)通貨。いまやその数80種類以上!
とはいえ、最大取引量を誇るBitcoin(ビットコイン)と2番手のLitecoin(ライトコイン)以外はまだまだ小規模。

ちなみに、仮想通貨マーケットキャップ(時価総額比較)によれば、市場での流通量上位10通貨は以下の通り。

これらの仮想通は、ほとんどがビットコインの派生型のようなものです。したがって、まずはPCのマシンパワー(演算能力)を使って通貨を採掘(マイニング)していきます。このあたりは、金や銀などの貴金属をイメージすると分かりやすいでしょう。
ビットコインは既に個人のPCで採掘できるレベルを超え、スーパーコンピューターが必要になる一歩手前まで来ていますので、今から採掘現場に飛び込むのは無茶です。
そこで、別の通貨を採掘しよう!となるわけですが、将来性のありそうな通貨を選ぶ必要があります。

ビットコインの急騰ぶり(暴落ぶり)や取引可能な場面の増加具合をみると、おそらくポイントは以下の通りです。

米ドルと交換可能か

何だかんだ言っても米ドルは世界の基軸通貨。ユーロが対抗馬になる、という話もありましたが、ヨーロッパ経済が現状のままであれば当面米ドルの優位性は揺らぎません。
この米ドルと交換可能か否かが大きなポイントになるでしょう。

ビットコインの場合、取引規模が増加するにつれビットコイン交換所が世界各地に開設されました。日本ではMt.Gox(マウント・ゴックス)が有名です。
アメリカのビットコイン交換所であれば、ビットコイン→米ドルに交換すると米国内の銀行に振り込まれます。
(例:日本円日本国内の交換所ビットコインアメリカの交換所米ドル

つまり、今現在、その仮想通貨の交換所がアメリカ国内とアメリカ以外の国に存在しているかどうかを確認すべし。

他の仮想通貨と交換可能か

仮想通貨そのものがマイナーな存在であるのに、ビットコインや2番手のライトコイン以外の仮想通貨に至っては超マイナー通貨です。
しかし、マイナーであるからこそ、個人レベルのPCでも採掘が可能なのですが、採掘した仮想通貨を最終的には日本円なり米ドルなりユーロなり、いわゆる普通の通貨に両替したいわけです。その場合、採掘したマイナー仮想通貨が少なくとも別のメジャー仮想通貨に両替くらいは出来ないと困るわけです。

ビットコインを複数の仮想通貨に交換できる取引所が既にあります。大手なら、BTC-eクリプトシーが有名。

マイナー仮想通貨のほとんどは人知れず消えていくと見られていますから、ポイント交換サービスの要領で、採掘したマイナー仮想通貨をどんどんメジャー仮想通貨に両替していけるかどうかがポイントになりそうです。

決済に使用できるか

中国では、アリペイ(支付宝:中国版ペイパル)でビットコイン対応を発表したとたんビットコインの爆発的急騰に至りました。そして、中国人民銀行(中央銀行)が銀行やアリペイなどの第三者支払サービス事業者が仮想通貨の取り扱いを中止するよう指示を出したらあっという間に暴落しました。

中国の例は、かなり極端なケースですが、個人が経営している雑貨店やコーヒーショップレベルででも、支払通貨としてその仮想通貨を認めているショップやウェブサイトがどれだけ存在しているのか、というのが、その仮想通貨が生き残る可能性があるかどうかのバロメーターになるでしょう。