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カテゴリ: オフショア・海外FX

VFSC-1

バヌアツ (Vanuatu)は、オセアニア地域の代表的なオフショア法域として知られる国で、西にオーストラリア、南にニューカレドニア、ニュージーランドがあります。首都はポートヴィラ (Port Vila)。イギリス連邦加盟国。

VANUATU-MAP-1

バヌアツは、ここ最近、FXライセンス発行国として人気が高まってきており、著名なブローカーも現れてきています。バヌアツのライセンスは、VFSC (Vanuatu Financial Services Commission / バヌアツ金融サービス委員会)規制監督のもと発行される金融取引事業免許であり、日本の第一種金融商品取引業免許に相当します。

バヌアツライセンスで金融サービスを提供した場合、収益は完全非課税になります。

バヌアツライセンス

バヌアツライセンス業務範囲

バヌアツライセンスでは下記の業務を行うことが可能です。
  • 有価証券の売買
  • 有価証券の売買の取次(仲介)
  • 有価証券の売買の代理(代行)
  • FXプライムブローカー(証拠金保管・決済・清算・貸付)
  • FXブローカー(リテール業務)

バヌアツライセンスの安全性

バヌアツ金融監督機関であるVFSCは、2018年に規制強化を打ち出し、2019年より既存の免許保有業者・新規取得業者それぞれが新しい登録要件を満たさないとライセンスの維持が出来なくなりました。これにより、以前は500社近く登録されていたものが、現在では140社程度に減りました。

バヌアツは新しい登録要件として『金融業者保険加入』という条件を追加しました。これは、業者破綻時に顧客へ預かり資産が保険金の形で返還される、いわば保険制度を利用した信託保全の仕組みの実現です。現在、登録されている全ての業者は保険加入が義務づけられており、各業者の事業内容にもよりますが一定額までであれば全額保証される仕組みが提供されています。

また、3か月に一度、業者はVSFCへ監査レポートを提出する義務があり、財務業況が定期的にチェックされます。

バヌアツライセンスを活用したビジネスモデル

全世界をターゲットとしたオンライン金融サービスを提供する、という前提では、やはりFXブローカー事業が最適です。
プラットフォームとしてメタクオーツ社のMetaTrader4(MT4)やMetaTrader5(MT5)を導入することで素早くビジネスをスタート可能です。
FX以外でも、有価証券の売買が可能ですので、別途オフショアファンドと提携し、オフショアファンド販売を行っても良いでしょう。証券化が出来れば、不動産でも何でもバヌアツライセンス事業者を介して展開可能になります。

バヌアツライセンスを持ったFXブローカーの例

日本語サイトあり業者

バヌアツライセンス保有事業者の確認方法

バヌアツライセンス保有事業者(Licencee | ライセンシー)は、日本の金融庁と同様に、バヌアツ金融監督庁であるVFSCのウェブサイトで公開されています。

最新のライセンシーリストを確認するために、まずVFSCのウェブサイトにアクセスします。

Vanuatu Financial Services Commission

次に、メニューから『FINANCIAL DEALERS LICENSE』をクリックします。

Vanuatu Financial Services Commission

ページ半ばまでスクロールし、『List of Licensees:』の下のURLリンクをクリックすると、最新のライセンス保有事業者リスト(PDF)を確認出来ます。

alpari

スイスフランショックにより、日本でもおなじみのアルパリジャパンの親会社であるAlpari Limited (UK)破綻してしまいました。

スイス・フラン急騰 英のFX会社破綻 [NHK news]
スイスフラン相場急変でFX業者アルパリが破綻 [日本経済新聞]
金融庁:英FX業者「アルパリ」が破綻 国内保有命令 [毎日新聞]

米系大手のFXCMもかなりの損失を被っており、株価急落中。

FXCM

ニュージーランドのブローカー Excel Markets (エクセルマーケッツ)は、ウェブサイト上で敗北宣言を掲載し、既に敗戦処理状態。

FXブローカーの統廃合・吸収合併・倒産など業界再編の引き金になることは間違いなさそうです。

IRONFXは金融商品取引法に規定された第一種金融商品取引業者許認可取得に向けて手続きを開始しました。本拠認可取得段階において、関係監督庁より最終的に許認可を取得するまでの期間、日本にお住まいのお客様へ私共のサービスを提供させて頂く事が出来ません。あしからずご了承の程宜しくお願い申し上げます。

https://www.ironfx.com/ja/home

キプロスに本社を置き、世界的にFX事業を展開しているIronFXがついに日本進出(日本国内での第一種金融商品取引業開始)をアナウンスしました。
これにより、一時的に日本居住者の新規口座開設が停止となっています。

全く新規に日本でFX事業を立ち上げるのか、既存のFX会社を買収するのかはまだ分かりませんが、IronFXが日本でどれだけのサービスクオリティを発揮できるのか注目しましょう。


結局、日本での免許取得は諦め、これまで通り海外法人として営業するようです。

これに伴い、日本居住者の口座開設が再開してますねぇ

http://www.ironfx.com/ja

CySEC 非EU顧客との取引禁止を撤回



一旦はEU域外の顧客と取引を禁止する方針を示したキプロス金融庁(CySEC)ですが、業界団体からの強い抗議により、規制の施行日を10月末に変更した上で、非EU顧客との禁止という方針の撤回も匂わせている、とのこと。


そもそも、CySECへ圧力をかけているのがアメリカだというのが濃厚ですから、最終的には、アメリカ国籍またはアメリカ居住者は口座を開くことが出来ない、という線で落ち着くかもしれません。


関連記事:キプロスFX規制強化 非EU顧客の受け入れ禁止へ

キプロス金融当局、FX業者の非EU顧客受け入れを禁止


CySEC(キプロス証券取引委員会)は、キプロスのFXブローカーの将来的なビジネスに劇的な影響をおよぼす可能性のある新しい規則を導入したことを発表した。EUのMiFID(金融商品市場命令)を遵守するブローカーは、今後、欧州連合の外の管轄地域でのビジネスを推進することができないことを規定している。


キプロスに拠点を置くFX事業者は多く、また日本居住の個人顧客もかなりの数にのぼるため、今後日本居住クライアントはキプロスのFX業者で取引できなくなる可能性があります。


同時に、キプロスのFX事業者は生き残りを賭け、新たな動きが出てくるかも知れません。


追記
IronFX(アイアンFX)社は、今後も日本居住者クライアントの受け入れを継続することを表明




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