スタンダード・チャータードとHSBC、アジア事業が鈍化


【ロンドン】アジア経済の鈍化が英銀大手2行の業績を脅かしている。
英スタンダード・チャータードが6日発表した1-6月期(上半期)決算は24%の減益だった。アジア市場での成長鈍化と韓国事業にかかわる10億ドルの減損が響いた。
英HSBCホールディングスも前日に、アジア太平洋部門(香港除く)の税引き前利益が伸び悩んだと報告し、中国での成長減速に備えていると警告した。


HSBCについては、今月に入ってから妙なニュースが立て続けに報じられています。



英銀大手HSBCホールディングスは、40余りの大使館、領事館、高等弁務団に口座を解約することになったと通知した。英日曜紙ザ・メール・オン・サンデーが外交筋の話として報じた。


英金融HSBC、英国駐在外交官の口座を閉鎖へ


【8月5日 AFP】英金融大手HSBCは、英国駐在外国外交官の口座を閉鎖するとして、外交官に預金を60日以内に移動させるよう通知していることが、4日の報道で明らかになった。
この決定にバチカンを含め40以上の大使館や領事館が影響を受けているといわれており、外交団の間に「大混乱」が起きていると伝えられている。


英HSBC、米資産売却を加速へ


[ロンドン 5日 ロイター] - 英銀行大手HSBCのガリバー最高経営責任者(CEO)は5日、米国における消費者向けローン事業の縮小を加速するため、米ローン資産の一段の売却を見込んでいると述べた。


HSBC、再びダークプール導入か


世界各国の金融当局が証券取引所を通さず、匿名で株式売買を行う「ダークプール」を規制する動きを見せる中、香港上海銀行(HSBC)が専門投資家を対象にしたダークプールを導入する方向で準備を進めていることが分かった。


これら一連のニュースは何を示唆しているのでしょうか?
一部では、「HSBCが破綻寸前」だと騒がれているようですが、はてさて。