連日、ニュースや新聞の一面をにぎわすサイバー攻撃不正アクセスの文字。
最近では、農林水産省のTPP関連機密情報への不正アクセスやJAXAの大陸間弾道弾(ICBM)にも転用できるロケット・イプシロンの情報への不正アクセスなど公的機関から国の重要機密情報が盗まれた可能性があるというニュース報道が増えてきています。


あのGoogleやYahooでさえ苦慮するほどのハッキング攻撃を、危機意識不足人材不足予算不足の三重苦に悩まされる公的機関が防げるでしょうか?


はっきりいって現状では不可能です。


そこへ来て『マイナンバー法』の成立。
残念ながら平成28年1月より利用が開始されます。


4年以内に、日本の公的機関はサイバー戦争に勝てるだけのハッキング能力と防衛能力を完備しなければ、国民の情報がダダ漏れという事態になることは目に見えています。
では、いわゆるIT分野という一番予算が付きにくい情報セキュリティ部門が近い将来アノニマス級のハッキング能力を手にできる可能性は?
もはや絶望的です。


サンドラ・ブロック主演の映画「ザ・インターネット」がついに現実化する日が訪れるかもしれません。