秘密の沖-シークレットオフショア

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カテゴリ: 英領ヴァージン諸島(BVI)

Bank of Asia

バンク オブ アジア

2017年3月、20年ぶりのBVIオフショアバンクとして銀行免許を新規取得し、2019年10月より本格的に営業を開始しました。ちなみに現在BVIに登録されている銀行は7つしかありませんが、そこに20年振りに7番目の銀行が新たに追加されたことになります。

バンクオブアジアは香港の金融グループであるBoA International Financial Groupの銀行部門にありますが、グループの中核は2007年に営業を開始した香港の証券会社であるBOA International Securities Limitedです。

バンクオブアジアは、香港の弁護士であり政治家であり企業家であるカーソン・ウェン(Carson Wen)によって創設されましたが、彼はグループ全体の創設者であり、彼自身が30年以上身を置いてきた香港証券業界のコネクションをバックボーンとしています。

個人口座と法人口座を開設可能。
インターネットバンキングあり。

口座の種類

普通口座

通貨 : 米ドル(USD), ユーロ(EUR), 香港ドル(HKD), 人民元(RMB)
口座開設費用 : 2,500 USD (個人口座) / 3,500 USD (法人口座)
最低預入資金 : 20,000 USD (この金額を下回った場合、50 USD の追加月額費用が発生)
月額維持費用 : 5 USD
送金手数料 : 60 USD (または相当額)
入金手数料 : 60 USD (または相当額)

その他のサービス

証券取引 : グループ会社の香港証券会社を通じて証券取引サービスを提供
ファンド : 複数のファンド会社と提携し、様々な種類のファンドを提供
債券 : さまざまな国債や社債、永久債を提供
資産管理・投資助言 : グループ会社のアセットマネジメント会社が資産管理から助言サービスを提供

定期預金

利息 : 非公開

一部、個人名等をマスキングしています

質問

ケイ様

突然のメール、失礼いたします。

N○○札○○○局の記者、○○○○と申します。
私は現在、オフショア法人の関係で取材していることがあり(パナマ文書とは直接関係はありません)、いろいろと調べる中でケイ様のブログを見つけ、興味深く拝見しました。

伺いたいことは様々あるのですが、中でもBVI政府公認エージェントについては、今取材している内容に関連しており、ぜひ勉強をさせていただきたいと思っております。

主に知りたい点としましては以下の通りです。
仝認とはどういうことか?公認されると何が違うのか?
▲─璽献Д鵐箸隼篏馮番号との関係性
ケイ様が書かれていた「私書箱番号からどのエージェントを使用したのか調べることも可能」というのはどのような方法なのか?
ぅ屮蹈阿脳匆陲気譴討い訐擬哀─璽献Д鵐醗賤はどうしたら調べることができるのか?

急なお願いで大変恐縮ですが、お力を頂けると幸いです。よろしくお願いいたします。

N○○札○○○局
記者 ○○○○


回答

,砲弔い

政府公認というのは、政府から営業免許(この場合は会社登記についてのライセンス)を得て営業しているエージェントです。
日本で法務局が担当している商業登記業務を、政府が発行した免許をもった民間企業に委託している、というイメージで考えると分かりやすいです。
つまり、民営化された法務局=政府公認エージェント です。

△砲弔い

エージェントと私書箱には特に深い関係性はありません。ただ、エージェントは、自社の郵送先所在地(Mailing Address)として私書箱(PO Box)を良く使用します。

について

エージェントが自らの事務所の郵送先に使用している所在地(Mailing Address)と、そのエージェントが設立担当した法人の登記所在地(Registered Address)は多くの場合、一致します。一般的には、法人登記には私書箱のアドレスは使用出来ませんが、政府公認(ライセンスを持った)エージェントが登記手続きをすることで、例外的にオフショア法人は私書箱住所で登記できます。
「私書箱番号からどのエージェントを使用したのか調べることも可能」というのは、登記されたオフショア法人の多くは、登記所在地(私書箱住所)をそのまま使用している(Web上に掲載する等)ことが多いので、その住所と同じ私書箱を使用しているエージェントが多くの場合、そのオフショア法人を設立担当しているであろう、と類推できます。

い砲弔い

BVIのオフショア法人設立業務ライセンスは、BVI金融サービス委員会(FSC)の管轄ですので、BVI FSC のウェブサイトに掲載されています。

BVI(イギリス領ヴァージン諸島)法人ケイマン諸島バミューダと並ぶタックスヘイブン(非課税)として有名ですが、香港証券取引所(HKEx)に新規株式公開(IPO)させる際に使われる法人としても良く知られます。


従来は、中国企業が香港で上場させる際に、自社の持ち株会社としてケイマン法人やバミューダ法人を設立し、これを上場させるという方法が一般的でしたが、最近BVI法人も香港市場への上場が可能になったため、維持コストの安いBVI法人での香港上場が注目されています。


ちなみに、現在、香港証券取引所には4社のBVI法人が上場されています。



BVI法人のメリットを活かす


非課税という税金面、維持コストの安さ、管理のしやすさを活かして上場させるにはどうすればよいでしょうか?
この場合、創業者の下に持ち株会社としてのBVI法人(A)を置き、Aの下に上場させる中間持株会社としてのBVI法人(B)を置き、そしてBの下に収益源となる各種事業会社を配置する、というストラクチャーが考えられます。





100%所有(支配)



上場するBの発行済株式の25%以上は市場で流通されなければなりません。



法人Bの子会社は、日本法人でも香港法人でもシンガポール法人でもニュージーランド法人でも構いません。
また、Bの上場後に、もし新たな事業を始めようとする場合は、Aの傘下に子会社を設立することで迅速に新規事業を立ち上げることができます。


何かと規制の多い新興国で新規ベンチャー企業を立ち上げの際、ベンチャーキャピタルやエンジェル投資家から出資を募るような場面においては、新興国特有の上場プロセスの煩雑さを避け、持株会社(親会社)のBVI法人のIPOをイグジットとするシナリオを描くのも十分アリでしょう。


BVI 金融ライセンス


BVI(イギリス領ヴァージン諸島)の金融ライセンスはBVI FSCBVI金融サービス委員会)の認可のもとに発行される規制ライセンスです。


証券・FX業務


BVIライセンスの下で証券・FX業務を行う場合は、証券・投資業務法2010(SIBA)により管理・監督・規制され、Sub-Category A: Dealing as AgentまたはSub-category B: Dealing as Principalに分類されます。
完全非課税での事業運営が可能。
香港証券取引所への上場が可能。


証券・FXライセンス取得要件



法人

BVI法人であることが必須

資本金

法律上定められていませんが、業務を適切に遂行できうるだけの資金を要求されます

役員(Director)

役員は自然人が2名以上必要

ノミニーの禁止

ノミニー制度を使用することが出来ません

役員(Director)の居住地

役員は世界中どこに居住していても構いません

役員(Director)の経歴

役員は4〜5年以上の国際金融(証券・為替)業務経験を持っている必要があります

営業拠点

営業拠点は世界中どこに設置しても構いません

取引銀行

BVI国内銀行のほか、BVI国外の銀行口座を使用しても構いません

資金の分別管理

顧客の資金と事業用資金は別々の銀行口座で管理されなければなりません

内部統制

コーポレートガバナンス、財務諸表作成、リスク管理、マネーロンダリング対策、資金管理などの体制を整備することが必要です

ライセンス審査期間

ライセンス取得申込書の提出からおよそ6〜8週間程度


証券・FXライセンス取得サポート


BVIライセンス取得サポートが可能です。

サポート内容
1) アプリケーション作成&提出

2) ライセンス費用

3) 法人のコンプライアンス&デューディリジェンス手続き

4) BVI法人設立

5) BVI国内 銀行口座開設(資本金入金用)

6) Director & ShareHolder & SeniorOfficer毎のデューディリジェンスファイル作成

7) 事業計画書&財務予測の作成

8) 内部統制・組織管理などのマニュアル作成

9) マネーロンダリング対策・リスク管理対策のマニュアル作成

10) 監査役の手配

11) 監査役による財務計画の保証

12) 事務弁護士(solicitor)の手配

掘り出し物


HSBC香港口座が付いた BVI法人 2社


法人 1BVI法人(2011年11月 設立)
 ・役員: 現在はオーナーの個人名義
 ・株主: 現在はオーナーの個人名義

銀行口座HSBC香港


法人 2BVI法人 (2012年1月 設立)
 ・役員: 現在はオーナーの個人名義
 ・株主: 現在はオーナーの個人名義

銀行口座HSBC香港


香港にてHSBC口座署名権限者(いわゆる、サイナー Signer)変更手続きをすることにより所有者変更手続きを完了。
BVI社を2社まとめて購入した場合、無料ノミニー用ベリーズ法人を1社プレゼントすることも可能(ベリーズ法人も所有権を移転します)。


ベリーズ法人を法人ノミニーとする場合
BVI法人
┣ 役員(Director): ベリーズ法人A(口座なし)
┗ 株主(ShareHolder): ベリーズ法人A(口座なし)
BVI法人
┣ 役員(Director): ベリーズ法人A(口座なし)
┗ 株主(ShareHolder): ベリーズ法人A(口座なし)
という構造に再編してから、それぞれHSBC口座のサイン権を変更します。


ベリーズ法人
2013年3月(先月)に設立したばかり。
口座なし。
来年以降の更新費用は別途発生します。

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