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グレートリセット大恐慌を生き抜き資産と命を守る方法

タグ:ライセンス


海外でファンド事業を展開したいと望む方は多いですが、通常はファンド事業を行うための金融ライセンスを取得する必要があります。

ところが、ライセンスの取得要件が厳しかったり、維持コストが高額になるなど、なかなかハードルが高く、しかも年々状況は厳しさを増しています。

今や、オフショア金融ライセンスはオンショアでの金融ライセンス取得と何ら変わらないコストを要求されるようになりました。


そこで、いま「総合金融事業用のライセンスは要らない」、「単純にファンド事業だけを展開したい」という方に、とあるスキームが人気です。


これは、あるヨーロッパの国のファンド事業についての規制を回避できる仕組みを使ったスキームで、しかも非課税


ファンド事業としてのライセンス番号はありませんが合法的にファンド事業が可能です。

オフショア国登記の法人ではないので、オフショア色を嫌う取引先に対しても好印象。


ファンドマネージャーにとっては、かなり有望な選択肢になることは間違いありません。

FXファンドは、いわゆる外国為替取引(FX)によって運用されるファンドです。Managed Forex (マネージド・フォレックス)サービスと呼ばれることもあります。

そしてFXブローカーは、FX取引の仲介事業者です。


最近のFXファンド事業者は、メタトレーダー4(MT4)の自動売買プログラムであるエキスパートアドバイザー(Expert Advisor:EA)を使用するケースが多いのですが、お客さんからはMT4 EA で運用されているということは分かりません。
これらのファンド事業者は、常に低スプレッドかつ安定した取引サーバーを持つMT4対応のFXブローカーを探しています。
ところが、低スプレッドかつサーバーが安定しているFX業者は、他のユーザーにとっても魅力的であるため、多数のユーザーが殺到し、徐々にサーバーが不安定になりがちです。


このような、外部ユーザーの動向によって運用先のFX口座の不安定化を防ぐため、今、自前のFXブローカー業務部門を立ち上げ、自分たちのFXファンド専用に使用する会社が増えてきました。


メリット



  1. 他に取引ユーザーがいないため、MT4接続先サーバーの稼働が安定する

  2. 自らがFXブローカーの立場であるため、非常に低スプレッド条件で取引可能

  3. 第三者のFX業者を介さないため、ファンド資金を自らの管理下に保有できる


通常は、FX業者として一般の顧客を集めないのであまり表には出てきませんが、このプライベートFXブローカーとでもいうべき事業形態は、FX会社の自己勘定取引部門を独立させたようなものですので、特別珍しいものではありません。


MT4 EA でFXファンドを運営されている方には、面白い話かも知れませんね。

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