サブプライムローン問題に端を発し、アメリカでは20を超える金融機関が倒産しました。
その中には、リーマンブラザーズのような大手も含まれており、今後、クレジットカードの支払い分が不良債権化すれば、かろうじて倒産を免れている金融機関も倒産に追い込まれる危険性があります。
 
さて、倒産の危険性があるのは日本の企業も同じです。
ある日突然、「あの業界大手○○○が倒産」という見出しのニュースが流れるかも知れません。
 
そんな緊急事態に備え、我々は危ない企業を予めマークしておかなければなりません。
その際、目安となるのが「無料だったサービスが有料になったということがあったか」です。

「値上げ」は、原材料の高騰や付加価値アップなど多くのケースで目にするため目安とするには分かりにくいのですが、「無料→有料」は消費者からするとかなりのマイナスイメージですし、値上げほど頻繁に目にする機会はありません。
 
それだけに、従来無料で提供していたものを有料化するという場合は、かなり資金繰りが苦しいということを意味します。つまり、背に腹は代えられないという状況なのです。
 
 
ニュースの中で「有料化」「課金開始」などというキーワードが出てきたら要注意ですよ。