秘密の沖 - Secret Offshore

グレートリセット大恐慌を生き抜き資産と命を守る方法

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今年に入って、いきなり海外(非香港)法人の口座開設を厳しくしたHSBC香港。


BVI法人などのオフショア法人名義でHSBCに口座を開こうとして現地まで乗り込んだにもかかわらず、あえなく撃沈されトホホ顔で帰国する方が多数発生!!


原因は、誰がどう見てもHSBCマネロン関与問題


そんな厳しい状況に比例するように、いま、HSBC法人口座開設済みのオフショア法人売買(M&A)が活発化しています。
特に、ディレクターと株主にノミニーを入れた法人は非常に人気があり、売り物が出たら即買われていく状況です。


撃沈覚悟で新規法人設立・口座開設手続きをするのか、少々のプレミアを支払っても100%確実にHSBC口座付きオフショア法人を手に入れるのか、これは悩みどころかも知れません。

HSBC香港 セントラル本店の貸金庫というのは、プライバシーを重視する人にとって特別な響きを持ちます。

中環本店の地下に設置された厳重なセキュリティエリアは、もはや治外法権スペースです。


HSBCプレミア口座を持っていても、HSBC中環本店の貸金庫まで持っている人はなかなかいませんので、ステータスとしてはプレミアクライアントよりも遥かに上級でしょう。


実際、HSBC香港本店貸金庫の人気は非常に高く、申し込み手続き待ちの予約客で一杯です。

すでに貸金庫の利用申し込みをしたものの、空きがなく断わられたという方も多いはずです。

銀行口座と違い、貸金庫は物理的な保管スペースが必要になるため、手続きをすれば借りられるというものではないからです。


とはいえ、そこは"香港"。正攻法で正面突破なんて素人のやること。VIPにはVIP用のルートが存在しますので。


香港法人を利用した所得隠し!?

 中堅のAV機器メーカー「オリオン電機」(福井県越前市)が、タイの現地法人で製造したテレビなどの売り上げの一部をタックスヘイブン租税回避地)の香港にあるペーパーカンパニーに付け替えていたとして、金沢国税局から2006年3月期までの7年間で約120億円の所得隠しを指摘されていたことがわかった。

 同社と香港の会社との間に資本関係はなかったが、同国税局では「オリオン電機が実質的に支配していた」と判断し、追徴課税した。追徴税額は重加算税を含めて40億円前後とみられ、同社は修正申告した。

 オリオン電機は国内外のメーカーから委託を受け、タイや米国などにある従業員150〜4000人規模の製造拠点でOEM(相手先ブランドによる生産)を手がけている。「ORION」の自社ブランドでも液晶テレビなどを生産・販売しているが、OEMが売り上げの大半を占めている。

 関係者によると、同社は部品を調達したうえで、タイの現地法人「コラートデンキ」などでOEM品を生産。メーカーに卸す際に、オリオン電機が受け取るべき代金の一部を香港の会社の口座に振り込ませてプール、税務申告を怠っていた。香港では、法人は海外で発生した所得には課税されないため、香港の会社も申告していなかったという。

 香港の会社は、金沢国税局が06年〜07年に行った税務調査で浮上。オリオン電機で資金の出入りを管理し、事務所もなく、営業実態もないペーパーカンパニーだったことから、同国税局では、利益を付け替える「受け皿」として使われたと認定。7年前までさかのぼって、利益の全額について所得隠しを指摘したという。

 オリオン電機は1958年設立、07年3月期のグループ総売上高は3200億円。矢野栄幸社長(59)は取材に「税務調査は受けたが、会社内部のことを外部に話すつもりはない」と回答している。

読売新聞より引用

年間約17億円の所得を隠すのに香港でペーパーカンパニーというのは・・・・。

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