サブプライムショックはチャンス

米国発のサブプライムローンに絡む衝撃は、株価下落など投資家に手痛いダメージを与え、その投資行動を抑制しつつあります。
しかし、ゴールドサックスなど、一部の投資銀行は、サブプライムショックをむしろチャンスと捉え、積極的に投資攻勢にシフトしています。
 
「人の行く裏に道あり花の山」とは、投資の世界の格言の1つですが、意味は分かりますよね?
誰も投資しようとしないところにチャンスがあるという諺です。
 
サブプライムも、多くの投資家が疑心暗鬼になっている現状をむしろチャンスと捉える強気の投資家が確かに居ます。
そういう、リスクと取った投資家が多くのリターンを得る資格がありますし、現実にそうなっています。
同時に、リスクを取る以上、投資失敗の可能性もあり、悩みどころです。
 
現在、サブプライムショックは、株式市場や為替市場に影響を与えていますが、いずれ回復することを見越して、値下がりした株銘柄や、ドルを買うのも1つの手です。
株式投資は銘柄選びに迷うかも知れませんが、為替取引(FX)の場合はタイミングを見計らって買いを入れればよいので多少判断が楽かも知れません。
 
 
とはいえ、投資経験が乏しいのに冒険をするのは危険です。
初心者投資家は、しばらく市場を静観し、オフショア銀行の定期預金に預けておくのも良いかも知れませんね。