英文の口座残高証明書(氏名と住所入り)の取得方法

海外の銀行口座や証券口座を開設する際、パスポートコピーと合わせて英文の口座残高証明書を求められる場合があります。
 
最近では、地銀レベルでも英文の口座残高証明書を作成してくれるようになりましたが、まだ店舗レベルで対応にばらつきがあります。
 
海外銀行や証券会社は、きちんとタイプされた形のもので、かつ、氏名と現住所が英文で記載された残高証明書を求める場合がほとんどです。手書きであったり、氏名や住所が入っていない場合は、英文で作成されたものでも拒否される可能性があります。
 
 
もし、あなたが持っている銀行口座が、これらのフォーマルな英文口座残高証明書発行に対応していなければ、下記の銀行に口座を開設されることをお勧めします。
 
シティバンク銀行 - eセービング口座
 
eセービング口座は、シティバンク銀行のオンライン専用口座です。
インターネットに接続されたパソコンをお持ちであれば、海外におけるシティバンクの知名度も考慮した上で、このeセービング口座がお勧めです。
口座開設申込み時に、口座明細書(ステートメント)を日本語で受け取るか英語で受け取るか選択できますので、「英語」を選択して下さい。
 
この口座明細書は月に一度、無料でPDFとしてメールで送られてきます。
PDFなので、自由にプリントアウト可能です。
 
また、事前登録が必要ですが、eセービング口座はオンラインで海外への送金が可能です。
 
 
新生銀行
 
新生銀行は1998年に破綻した日本長期信用銀行(長銀)が、海外ファンドに売却され経営再建、2004年東証に再上場された銀行です。
インターネットバンキングがメインですが、シティバンクのeセービングのようにオンライン専用ではないので、パソコンが無くても口座開設は可能です。
その場合は、店舗窓口か電話での取引になります。
 
口座の残高証明書は、新生パワーコール(0120-456-007)に電話をして自宅に郵送してもらいます。
 
 
ソニー銀行
 
文字通り、ソニーグループのオンライン専業銀行(ソニー株式会社の子会社であるソニーフィナンシャルホールディングス株式会社の100%子会社)。
 
日本語の口座残高証明書はオンラインで発行申請が可能ですが、英文の残高証明書はカスタマーセンター(0120-365-723 or 03-6730-2700)に電話する必要があります。